胎児心拍モニタリングとは?妊娠後期によく行われる理由
NTwo編集部 · 5 分で読めます
胎児心拍モニタリングは、NST(ノンストレステスト)やEFM(胎児心拍数陣痛図)とも呼ばれ、赤ちゃんの心拍が動きやお腹の張りに合わせてどう変化するかを調べる検査です。どのくらいの頻度で行うかは、妊娠週数、赤ちゃんの動き、持病、これまでの検査結果などによって変わります。
胎児モニタリングで分かること
お腹に2つのセンサーを当てて、赤ちゃんの心拍数と子宮収縮のタイミングを記録します。医師や助産師は、赤ちゃんの動きや子宮収縮に合わせて心拍がどう変わるかを、妊娠全体の経過とあわせて確認します。
妊娠後期によく行われる理由
- 赤ちゃんが大きくなるにつれて、動きや子宮収縮に対して心拍がどう反応するかを確認することがあります。
- 妊娠32〜34週ごろから、ハイリスクの妊娠ではそれより早い時期から、赤ちゃんの状態を確認するためにモニタリングを行うことがあります。
- 赤ちゃんの動きが少ない場合、血圧が高い場合、糖尿病がある場合、羊水量が少ない場合、予定日を過ぎた場合には、モニタリングの回数が増えることがよくあります。
- 分娩中は、心拍の変化を早い段階で見つけるためにモニタリングを行います。
モニタリングの結果だけで病気が診断されるわけではありません。医師は、妊娠週数、赤ちゃんの動き、診察所見、ほかの検査結果とあわせて判断します。
追加の確認が必要になることがある結果
追加の確認が必要になることがある所見には、異常な心拍パターンが長く続く場合、変動が少ない(心拍の変化がほとんどない)場合、心拍数が繰り返し下がる(徐脈)場合、またはこれらに加えて赤ちゃんの動きが少ない場合があります。赤ちゃんが眠っている、赤ちゃんの体位、特定の薬など、一時的な原因であることもあります。結果が何を意味するかは、担当の医師が説明します。
医師に連絡するタイミング
- いつもより赤ちゃんの動きが少ないと感じたとき。多くの医療機関では毎日胎動を数え、2時間で10回未満の場合はすぐに連絡するよう勧めています。
- 出血、膣からの液体漏れ、強いお腹の痛み、激しい頭痛、目のかすみ、顔や手の急なむくみがあるとき。
- 赤ちゃんのことで少しでも心配があるとき。深刻かどうか分からなくても構いません。
胎児モニタリングは痛みがなく、針を刺したり体の中に器具を入れたりすることもありません。出産予定日が近づくにつれて、母子の状態を慎重に判断するために役立つ検査です。
詳しく見る
- NIH: Pregnancy (NICHD)
- CDC: Pregnancy
一般的な情報のみの提供です。医師や助産師からのアドバイスに代わるものではありません。