妊娠6週では、胎芽は約4〜6mm(0.16〜0.24インチ)で、レンズ豆くらいの大きさであることが多いです。経膣超音波検査で心拍が確認できることもありますが、まだ見えない場合は、医師が1〜2週間後の再検査を提案することがあります。
妊娠6週目は約1.5か月です。妊娠2か月目、初期に入っています。
6週目の赤ちゃん
レンズ豆ほどの大きさと、超音波で見える心拍
この時期の赤ちゃんは、まだ胎芽と呼ばれます。とても小さいものの、発育は急速に進んでいます。脳、脊髄、そして初期の心臓の構造が作られはじめています。
今週の赤ちゃんの様子
妊娠6週には、胎芽の長さは約4〜6mm(0.16〜0.24インチ)になることが多いです。心臓が形作られ始めて拍動していることもあり、経膣超音波検査で心臓の動きが確認できる場合があります。
- 脳と脊髄のもとになる神経管が作られています。
- 目や内耳の初期の構造が現れはじめます。
- 卵黄嚢は初期の構造で、胎盤が働くようになるまで胎芽を支えています。
体に感じる変化
疲れやすさ、眠気、胸の張り、吐き気、トイレが近くなることなどはよくみられます。これらはホルモンの変化によるもので、人によって現れ方はさまざまです。
6週目のからだ
つわりや食べ物の好き嫌いが始まる理由
においや感覚が変わる理由
つわり(悪阻)は、妊娠初期にとてもよくみられる症状の一つです。はっきりした原因はまだ解明されていませんが、ホルモンの急な上昇が大きく関わっていると考えられています。hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン。「妊娠ホルモン」とも呼ばれます)は妊娠初期に急速に増え、脳がにおいや食べ物への反応を変えることがあると考えられています。
においに敏感になるのは、有害となりうる食べ物を避けるための働きだという説もあります。以前は気にならなかったにおいが、急に不快に感じられることがあります。
つわりを和らげる方法
つわりに特効薬はありませんが、いくつかの工夫が役立つことがあります。多くの医療機関では、以下を試しつつ、ほかの方法については産婦人科医や助産師に相談することをすすめています。
- 一日に5~6回に分けて、少量ずつ食べるようにしましょう。
- 消化の良いものを選び、クラッカーやトースト、オートミールなど、たんぱく質や複合炭水化物を含む食品を取り入れましょう。
- 家の中の空気を入れ替え、できるだけ強いにおいを避けましょう。
- 食欲がわかないときでも、一日を通して水分をゆっくり少しずつとりましょう。
- 生姜やビタミンB6について医療機関に相談してみましょう。ACOG(米国産婦人科学会)では、食事の工夫で改善しない吐き気に対して、ビタミンB6(ドキシラミンとの併用の有無を問わず)を第一選択肢の一つとしています。
医療機関に相談するタイミング
軽い吐き気はよくあることですが、医療的なケアが必要な症状もあります。次のいずれかがある場合は、すぐに医療機関に連絡してください。
6週目によくある症状
むかつきは一日中いつでも起こることがあり、朝だけとは限りません。少量ずつ何回かに分けて軽いおやつを食べたり、枕元にクラッカーを置いておいたりすると、少し落ち着く人もいます。
以前は好きだった食べ物が急に食欲をそそらなくなったり、見るだけで気持ち悪くなったりすることがあります。食べられそうなものを選び、受け付けないものは無理せず避けるのは、食事を大切にする上で自然な方法です。
コーヒーの香りや肉を焼くにおい、掃除用品のにおいなどが強く感じられ、つらく感じることがあります。窓を開けて換気したり、強いにおいの作業は家族など他の人にお願いしたりすると楽になることがあります。
妊娠初期は、十分に眠ったあとでも疲れを感じるのがとてもよくあることです。こまめに休憩をとったり、いつもより早めに寝たりすると助けになることがあります。予定を増やすのを断ってもかまいません。
乳房が張ったり、腫れぼったく感じたり、敏感になったりすることがあります。体にフィットしてサポートしてくれるブラジャーを、寝るときも含めて使うと、楽になることが多いです。
体内で血液が増え、子宮が大きくなってくるため、トイレが近くなることがあります。水分はこまめに摂ることが引き続き大切なので、必要に応じてトイレに行くタイミングを予定に入れておくとよいでしょう。
6週目のチェックリスト
検査と受診
- 初回の妊婦健診と血液検査. 初回の受診では、既往歴の確認、身体診察、血液検査が行われることが多いです。血液検査では、血液型、血球の数、特定の感染症に対する免疫の有無などを調べます。
- 初期の超音波検査. 妊娠している場所と出産予定日を確認するため、また、まだ心拍が確認できていなければその有無を調べるために、超音波検査が予定されることがあります。
6週目についてのよくある質問
妊娠6週は何か月ですか?
妊娠6週目は約1.5か月です。妊娠2か月目、初期に入っています。
6週は何期ですか?
6週目は妊娠初期です。初期は13週まで、中期は14週から27週まで、後期は28週から出産までです。
6週目の赤ちゃんに何が起きていますか?
妊娠6週では、胎芽は約4〜6mm(0.16〜0.24インチ)で、レンズ豆くらいの大きさであることが多いです。経膣超音波検査で心拍が確認できることもありますが、まだ見えない場合は、医師が1〜2週間後の再検査を提案することがあります。
6週で心拍が確認できることはありますか?
あることもあります。6週で膣内超音波検査を行うと心拍が見えることがありますが、まだ確認できない場合もあります。見えなかった場合、医師から1〜2週間後の再検査をすすめられることがあります。
つわりのことで、いつ医療機関に連絡すればよいですか?
水分や食べ物がとれない、1日に何度も吐く、めまいや立ちくらみがある、尿がほとんど出ない、といった場合は連絡してください。安全に試せる対処法を医師が提案してくれます。
食べたいもの・食べたくないものを口にしても大丈夫ですか?
食べたいものや苦手なものは、急に変わることが多いです。まずは食べられるものを食べることを優先してください。妊娠中に控えたほうがよい食品については、医師や管理栄養士に相談してください。
安全?
この時期のガイド
詳しく見る
- NIH: Pregnancy (NICHD)
- CDC: Pregnancy
一般的な情報のみの提供です。医師や助産師からのアドバイスに代わるものではありません。