33週目には、抗体(特にIgG:免疫グロブリンG)が胎盤を通ってあなたから赤ちゃんへ届き、生まれた後の赤ちゃんを守る助けになります。妊娠中にどのワクチンが推奨されるかは、産婦人科医や助産師に確認してください。
妊娠33週目は約7.5か月です。妊娠8か月目、後期に入っています。
33週目の赤ちゃん
赤ちゃんはメロンくらいの大きさ
33週目:赤ちゃんを守る仕組み
33週目の赤ちゃんは、免疫の働きがまだ発達中です。それでも、すでにあなたから抗体を受け取っています。免疫グロブリンG(IgG)は、妊娠後期に特に活発に胎盤を通り、生まれてから最初の数か月間、新生児を守る助けになります。
今週よくみられる変化
- 抗体は引き続き胎盤を通って赤ちゃんに届きます。
- 肺や体脂肪が発達し続けています。体脂肪は、生まれた後に赤ちゃんが体温を保つのに役立ちます。
- 赤ちゃんの睡眠と覚醒のリズムが、少しずつ規則的になってきます。
- 体重や身長は着実に増えています。
- 妊娠中に推奨されるワクチンは多く、たとえば百日咳を含むTdap(破傷風・ジフテリア・百日咳)や、秋から冬にかけてはRSVワクチンなどがあります。どれがあなたに合うかは、産婦人科医または助産師に相談してください。
メロンの比較は、赤ちゃんの大きさをイメージしてもらうためのものです。抗体の移行は、赤ちゃんが生まれて外の世界で暮らす準備を進めていることを示しています。ワクチンや赤ちゃんの守り方について疑問があれば、次回の妊婦健診で相談してみてください。
33週目のからだ
いつ医療機関に相談すべきか
むくみ:よくある正常な場合
33週(妊娠8か月頃)になると、足や足首がむくむ方が多くいます。これは血液量が増えることと、大きくなった子宮が骨盤や脚の静脈を圧迫することが主な原因です。足を高くして休むと楽になる方も多いです。自分のむくみがこの時期として普通なのか分からない場合は、担当の医師や助産師に相談してください。
妊娠高血圧症候群(子癇前症)とは?
妊娠高血圧症候群(子癇前症)は、妊娠20週以降に始まる高血圧を特徴とする妊娠中の病気です。腎臓や肝臓などの臓器に影響することがあり、妊婦さんと赤ちゃんの両方にとって重大になることがあります。
注意すべきサイン:受診の目安
- 血圧が140/90mmHg以上の状態が、少なくとも4時間以上あけて2回測ったときに続く場合。160/110mmHg以上の場合は、その日のうちに救急での診察が必要です。
- 休んだり薬を飲んだりしても良くならない強い頭痛。
- ぼやけて見える、チカチカ光が見える、黒い点が見えるなどの視界の変化。
- 顔、手、指の急なむくみ。
- みぞおちの下(肋骨の下あたり)の強い痛み。
- 急に始まった、または悪化している吐き気・嘔吐、または息苦しさ。
33週目によくある症状
足や足首の軽いむくみは、特に夕方によく見られます。足を高くして休んだり、水分をしっかり取ったりすると楽になることがあります。ただし、急にむくんだり、顔や手にむくみが出たりした場合は、必ず医療者に伝えてください。
大きくなった赤ちゃんがお腹を圧迫するため、食後に胃がジリジリと焼けるような感じがすることがあります。食事を少量ずつ分けて取る、食後はすぐに横にならず座った姿勢を保つ、夜遅くの間食を控える、といった工夫で楽になることが多いです。
赤ちゃんが場所を取るようになると、肺が広がりにくく感じることがあります。ゆっくり動く、姿勢を変える、こまめに休憩を取るなどで、呼吸が少し楽になることがあります。
体重が増え、姿勢も変わってくるため、腰に負担がかかりやすくなります。寝るときに体を支えるクッションを使う、足に合った靴を履く、やさしいストレッチをする、といった方法で和らぐことがあります。
赤ちゃんが下がってくるにつれて、頭が再び膀胱を圧迫することがあります。できるときにはしっかり排尿しておくと楽になります。排尿時に痛みがある場合は、医療者に相談してください。
この時期は、楽な寝姿勢を見つけるのにひと工夫が必要になります。多くの人は、左側を下にして横向きになり、膝の間にクッションを挟むと楽に感じるようです。
33週目のチェックリスト
検査と受診
- Tdapワクチン. Tdapは通常、妊娠27週から36週の間に接種を勧められることが多く、生まれた後の赤ちゃんを百日咳から守るためのものです。
- RSVワクチン. RSVの流行期であれば、妊娠32週から36週の間にRSVワクチンを勧められることがあります。赤ちゃんをこのウイルスから守るためのものです。
33週目についてのよくある質問
妊娠33週は何か月ですか?
妊娠33週目は約7.5か月です。妊娠8か月目、後期に入っています。
33週は何期ですか?
33週目は妊娠後期です。初期は13週まで、中期は14週から27週まで、後期は28週から出産までです。
33週目の赤ちゃんに何が起きていますか?
33週目には、抗体(特にIgG:免疫グロブリンG)が胎盤を通ってあなたから赤ちゃんへ届き、生まれた後の赤ちゃんを守る助けになります。妊娠中にどのワクチンが推奨されるかは、産婦人科医や助産師に確認してください。
33週で足がむくむのは正常ですか?
足や足首の軽いむくみは一般的で、多くは心配のないものです。ただし、急にむくんだり、顔や手がむくんだり、頭痛、視界の変化、みぞおちから上の腹部痛を伴ったりする場合は医療者に連絡してください。これらは妊娠高血圧症候群のサインの可能性があり、すぐの受診が必要です。
入院バッグはいつ準備すればよいですか?
早めの陣痛に備えて、この時期に準備する人が多いです。動きやすい服、洗面用具、スマートフォンの充電器、大切な書類などを入れておくと安心です。持っていくものについては、医療者や病院に確認してください。
妊娠中にどのワクチンを受けるべきですか?
どのワクチンが推奨されるかは、医療者が個別に案内してくれます。この時期はTdapやRSVについて話し合われることが多いです。妊娠中のワクチン接種では、赤ちゃんを守る抗体が母体から赤ちゃんへ移行します。
安全?
この時期のガイド
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- NIH: Pregnancy (NICHD)
- CDC: Pregnancy
一般的な情報のみの提供です。医師や助産師からのアドバイスに代わるものではありません。