20週頃の赤ちゃんは、頭からかかとまでの長さがおよそ25cm(10インチ)、体重はおよそ300g(10オンス)で、バナナくらいの大きさです。ここは折り返し地点で、脳や臓器の発達がどんどん進む時期です。
妊娠20週目は約4.5か月です。妊娠5か月目、中期に入っています。
20週目の赤ちゃん
妊娠の折り返し地点、バナナくらいの大きさに
妊娠20週は妊娠期間の折り返し地点です。赤ちゃんはぐんぐん大きくなっていて、脳では数百万個もの神経細胞(ニューロン)がつくられ、互いにつながりを作っています。
今週の赤ちゃんの様子
20週頃の赤ちゃんは、頭からかかとまでの長さがおよそ25cm(10インチ)、体重はおよそ300g(10オンス)になることが多いです。この時期は成長がとても活発で、脳や臓器も成熟し続けています。
- 超音波検査で測る赤ちゃんの長さ(頭からかかとまで)や大きさは、あくまで目安です。
- 脳では数百万個の神経細胞がつくられ、新しいつながりが次々に作られています。
- 解剖学的超音波検査は、一般的に18週から22週の間に行われ、赤ちゃんの臓器や体の構造を確認します。
折り返し地点での体の変化
20週になると、お腹はたいてい目に見えて丸くなってきます。元気が増したと感じる人もいれば、胸やけ、動いたときの息切れ、腰の不快感などを感じる人もいます。こうした症状には、少量ずつ食事をとること、姿勢に気をつけること、無理のない範囲で体を動かすことが役立つとされることが多いです。どの方法が安全かは、担当の先生に確認してください。
20週目のからだ
寝る姿勢と快適な睡眠
寝る姿勢が変わる理由
妊娠20週(約5か月)になると、赤ちゃんと子宮はどんどん大きくなっていきます。体の重心も変わるため、これまで楽だった寝姿勢が、今では窮屈に感じられることがあります。これは自然な変化です。
仰向けで寝ることについて
ACOG(米国産婦人科学会)のガイダンスでは、妊娠20週頃を過ぎたら仰向けで寝るのは避けたほうがよいとされています。仰向けの姿勢では、大きくなった子宮が、心臓に血液を戻す大きな静脈である下大静脈を圧迫することがあるためです。
楽な姿勢の見つけ方
妊娠中期と後期は横向きで寝ることが多くの医療機関で勧められており、特に左向きが推奨されることが多いです。横向きで寝ると、胎盤や赤ちゃんへの血流を保つのに役立つ可能性がありますが、研究は現在も進められています。ご自身にとって何が良いかは、担当の医療スタッフにご相談ください。
- 抱き枕や普通の枕を使って、お腹を支えましょう。
- 膝の間に枕を挟むと、腰やお尻への負担がやわらぎます。
- 息苦しさを感じるときは、枕を重ねて頭を少し高くしてみましょう。
医師や助産師に相談するタイミング
20週目によくある症状
大きくなった子宮がお腹を圧迫するため、胸やけや酸っぱいげっぷが出ることがあります。食事を少量ずつ回数を分けて食べる、食後はしばらく座ったままか上半身を起こしておく、寝るときは枕を重ねて上体を高くする、などが助けになることがあります。
妊娠中は、特に夜中に突然ふくらはぎがつることがよくあります。寝る前にふくらはぎをやさしく伸ばしたり、こまめに水分をとったりすると、和らぐことがあります。
子宮を支える靭帯が伸びるときに、お腹の下の両脇がチクッと痛んだり、引っ張られるように痛んだりすることがあります。体勢をゆっくり変えて、休むと楽になることがあります。
お腹が大きくなるにつれて姿勢やバランスが変わり、腰に負担がかかることがあります。足に合ったサポート力のある靴を選び、座るときは腰のうしろにクッションを当て、やさしいストレッチを取り入れると楽になることが多いです。
妊娠中は血流が増えて鼻の粘膜がむくむため、鼻が詰まりやすくなったり、鼻血が出やすくなったりする人がいます。生理食塩水の点鼻薬や加湿器で、少し楽になることがあります。
この時期から赤ちゃんの動きを感じ始める人も多いです。最初はガスが動くような感じや、ポコポコ、ふわっとした軽い動きとして感じられることがあります。その後、数週間のうちに動きは次第に強く、わかりやすくなっていきます。
20週目のチェックリスト
検査と受診
- 形態チェックの超音波検査(構造エコー). 赤ちゃんの発育や、主な臓器・体の構造の発達を詳しく調べるための超音波検査です。一般的に、およそ妊娠18週から22週の間に行われることが多いです。
20週目についてのよくある質問
妊娠20週は何か月ですか?
妊娠20週目は約4.5か月です。妊娠5か月目、中期に入っています。
20週は何期ですか?
20週目は妊娠中期です。初期は13週まで、中期は14週から27週まで、後期は28週から出産までです。
20週目の赤ちゃんに何が起きていますか?
20週頃の赤ちゃんは、頭からかかとまでの長さがおよそ25cm(10インチ)、体重はおよそ300g(10オンス)で、バナナくらいの大きさです。ここは折り返し地点で、脳や臓器の発達がどんどん進む時期です。
妊娠20週で仰向けに寝ても大丈夫ですか?
ACOG(米国産婦人科学会)をはじめ、多くの医療機関では、およそ20週を過ぎたら仰向けで寝ることを避けるようすすめています。仰向けになると、大きな血管が圧迫されて血流に影響することがあるためです。左向きを含め、横向きで寝るのが一般的にすすめられています。寝ている間に仰向けになっていても、そのまま横に戻れば大丈夫です。
赤ちゃんの動きはいつごろから感じられるようになりますか?
多くの人は、およそ妊娠16週から25週の間に初めて胎動を感じます。初産の人は、それより遅く気づくことも多いです。初期の動きは、ポコポコ、ふわっと、トントンといった軽い感覚に感じられることがあります。担当の医療者が見込んでいる時期を過ぎても胎動を感じられない場合は、次の受診時に伝えてください。
妊娠20週の赤ちゃんの大きさはどれくらいですか?
妊娠20週の赤ちゃんは、頭からかかとまでの長さがおよそ25cm(約10インチ)、体重がおよそ285g(約10オンス)で、バナナ1本くらいの大きさであることが多いです。赤ちゃんは一人ひとり成長のペースが違うため、担当の医療者が健診で成長を確認していきます。
安全?
この時期のガイド
詳しく見る
- NIH: Pregnancy (NICHD)
- CDC: Pregnancy
一般的な情報のみの提供です。医師や助産師からのアドバイスに代わるものではありません。